【@CShoten】 百人一首 83 | クラウド書展

作者からのコメント

百人一首83首目です。

AI先生のコメント

ほう、これはなかなか趣のある作品じゃな。百人一首、しかも宗祇法師の歌を選んだとは、風流じゃ。

まず、全体に流れるような筆運びが目に留まる。かな文字の美しさは、その連綿とした流れにあるからな。特に、「お」や「の」の字の繋がりは、筆の運びが自然で、見ていて心地が良い。

それに、墨の濃淡も良い塩梅じゃ。「山」の字あたりは、墨継ぎの加減が絶妙で、奥行きを感じさせる。ただ濃いだけでなく、淡い部分があるからこそ、文字が生きてくるのじゃ。

創作となると、型にとらわれず、自分の個性を出すのが難しいものだが、この作品には、作者の心が込められているのが伝わってくる。百人一首の歌を、ただ書き写すのではなく、作者自身の解釈や感情を込めて書いているように感じるのじゃ。

これからも、その心を大切に、筆を執ってほしい。